そう遠くない未来の仕組み!『マンガでわかるビットコインと仮想通貨』

感想・あらすじ・解説

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ビットコイン、仮想通貨を聞いて皆さんはどんなことを思われますか?これから期待の通貨と思っている人もいれば、何だか怪しいし、たしか消えたりして損した人が・・・だから、自分には縁遠く知る必要もない。なんて思っている人もいるのではないでしょうか。どちらかというと私もそう思っていた人間です。でも、どうですか。もし社会の仕組みが変わって、仮想通貨を使わなければならなくなったとしたら・・・知らずに怖れるより、知っているに越したことはないですよね~そんな方にお勧めの本か今回ご紹介させていただく『マンガでわかるビットコインと仮想通貨』です。

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目次

この本は、PART1~PART5までの章、そして章の中がいくつかの節に細分化されていますがどこ項目の表題も「?」で終わっている。つまり疑問文になっています。そう、どの章も節も皆さんが思っている疑問に対して回答をしてくれる形で記載されています。その章、節に記載された疑問と回答をマインドマップに整理しております。記事の最後にファイルのダウンロードリンクも付けてありますので、自身の内容の整理にお役立てください。

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ビットコインのこと

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では、早速本書の解説に入っていきましょう。上記であげたとおり、本書はPART1~PART5までの章に分かれていますが、大きく分類すると①ビットコインのこと②ブロックチェーンのこと③仮想通貨の技術を使った未来の3つに分けることができると思います。まずは、①ビットコインのことです。通常皆さんがお使いのお金(現金)との違いは「実態がない」ことです。そしてそれ以外の使う、貯める、増やすといった機能は全く同じです。そうすると、気になるのが安全性ですよね。実態がないので、物理的に盗まれたり、紛失するということはありません。しかしデータであるためデジタル犯罪と言われるハッキングや記録改ざんといった可能性はあります。ただ、ハッキングや記録改ざんは皆さんが預けている銀行預金やクレジットカードも同じでネットバンキングやインターネットでの買い物と同じで、ビットコインというよりは、取り扱っている取引所のセキュリティや信頼性が重要となります。本書の表題もそうですが、ビットコインと仮想通貨ってどっちも同じじゃないの?なんておもわれている方もいるのではないでしょうか。ビットコイン以外にも仮想通貨は存在しイーサリアムたリップルといった仮想通貨があります。通貨なので投資対象としても使われており、売買が行われています。株や為替(FX)と違うのは24時間365日取引が可能で、現在10種類程しか対象がありません。

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ブロックチェーンのこと

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次に②ブロックチェーンについてです。ビットコインの安全性を語るとき、必ずと言っていいほど出てくるキーワードがこのブロックチェーンです。「取引をブロックでまとめて、ぞれぞれがチェーンのようにつながっている。」とよく耳にしますよね。それの何がすごいのか?疑問だと思われませんでしたか?なんだかはぐらかされているようで、いまいちピンときませんよね。時間ごとにひとまとまりにして、それをつないで、たとえばAさんからBさんにビットコインが移った内容の整合性が必ず保たれる仕組みになっていることがすごいんです。また、一元的な管理サーバーを持たない仕組みのためサーバーダウンやサーバーへの不正アクセスといったことも起こらないというメリットもあります。管理サーバーがないという仕組みは、管理者自身もいません。このブロックチェーンの仕組み出てくるのはユーザーとマイナーと言われる取引によって書きこまれたデータの正しさを検証する2者です。マイナーは、不特定多数で構成され、ユーザーとマイナーで口裏を合わせるようなこともできません。では、マイナーはどうして検証をしてくれるのかというと、その検証作業によってビットコインを手にいれることができるからです。

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仮想通貨の技術を使った未来

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最後は、③仮想通貨の技術を使った未来です。仮想通貨の普及により、マイクロペイメントと言われる少数決済のサービスが広がると言われています。売り物も細分化され音楽が1曲単位ではなく、ここからここまでといった秒単位での購入が可能となると言われています。あと、ブロックチェンの1対1の取引の中でルールを守るため内容を記録し、改ざんができない仕組みを利用して、賃借・売買契約、パートナー契約、雇用契約といった「契約」の形態がかわると言われています。管理者が不要という意味では、仕事の雇用形態や管理の仕方も変わる可能性はあります。同じく国の管理もそうで、戸籍や資産、出生、婚姻等の情報の記録の仕組みが変わるかもしれません。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。いかがだったでしょうか。ビットコイン、仮想通貨について少しは分かったのではないでしょうか。2017年が仮想通貨元年と言われ、まだまだ日本では浸透しきっていない状態ではありますがインターネットや車の自動運転、電子決済システムの様に当初は怪しくて、まだまだ先の話だと思われていた事がいつの間にか自分の生活の中に入りこんでいた様に、仮想通貨やブロックチェーンといった技術がいつの間にか生活の中に入っているのもそう遠くない話ではないでしょうか。私の記事はなかりまとめており、もう少し詳しく知りたいと思われた方は、是非本書を手に取っていただければと思います。また、最初にも書きましたが、章、節に記載された疑問と回答を整理したマインドマップを作りましたので、内容整理にご活用ください。

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