
あらすじ
陽子は慶国の玉座にはついたが、国政が分からなければそもそも慶国のことを知らない。女王であることも重なって周りには信頼できる者がおらず苦悩の日々を過ごしていた。同じころ、芳国の公主祥瓊(しょうけい)は、自身の父であり芳国の峯王健仲韃が月渓に殺され、みじめな生活を強いられていた。また、才国では陽子より100年ほど早く蓬莱(ほうらい)から辿り着き飛仙・梨耀から執拗な虐めを受けていた。3人それぞれに強いられ状況が交錯するとき、いったい何が起こるのか・・・
感想
陽子、祥瓊、鈴3人の境遇iに心痛めつつも、景麒、周りの役人たち、供王 珠晶、飛仙・梨耀の思いも分からないではないと思いつつ読み進めました。世の中は生まれたときから平等にはできておらず、今ある境遇の中で責任をもって生きていく。それを受け入れ自身は何をすべきかを考えていくのが人生なのではないかと思いました。
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- 発売日: 2014/7/31
- 梱包サイズ: 29.4 x 22.8 x 1.2 cm