
あらすじ
「マスカレード」シリーズ第三弾。ホテルウーマン山岸尚美と刑事新田浩介のコンビ再びです。『マスカレード・ホテル』での事件から3年後。ホテルコルテシア東京のカウントダウンパーティーに、殺人事件の密告状が届くところから物語は始まります。密告状が送られてきた意図も不明であれば、カウントダウンパーティで何が起こるのかも分からないまま当日を迎えます。さて、犯人は捕まえることはできるのか、事件は解決できるのか・・・ホテルウーマン山岸尚美のコンシェルジュとしてお客様の無理難題の対応も見ものです。
感想
殺人事件がどのように解決するのかも気になりましたが、山岸尚美がコンシェルジュとしてお客様の無理難題への答えが気になりどんどん読み進めていました。「マスカレードシリーズ」のおおもとにあるホテルウーマンと刑事といった全く違う職業でありながら人の仮面を意識し対応するプロ意識には今回もただただ感心させられました。
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都内で起こった3件の殺人事件。すべての事件現場に残された不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人として捜査が開始された。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村拓哉)はその数字が次の犯行現場を示していることを解読し、ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行場所であることを突きとめる。しかし犯人への手掛かりは一切不明。そこで警察はコルテシア東京での潜入捜査を決断し、新田がホテルのフロントクラークとして犯人を追うことになる。そして、彼の教育係に任命されたのは、コルテシア東京の優秀なフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)。お互いの立場の違いから幾度となく衝突する新田と尚美だったが、潜入捜査を進める中で、共にプロとしての価値観を理解しあうようになっていき、二人の間には次第に不思議な信頼関係が芽生えていく。