
あらすじ
物語は、20××年秋、京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、マカオ博物館の学芸員、レイモンド・ウォンと名乗る男が現れるところから始まります。望月彩は、思わせぶりなレイモンド・ウォンに導かれマカオを訪れます。そこで目にしたのはあの織田信長の時代,天正遣欧使節団としてローマへ派遣された原マルティノの署名と俵・谷・宗・達という文字。時空を超えた冒険の物語です。
感想
どんどん引き込ま、自分が宗達の時代にタイムスリップしたような感覚でした。最後の望月彩が登場したとき、初めて自分が宗達の時代に入りこみ、一緒に旅をしていたことに気がつきました。生没年が不明でありながら、絵が残っている・・・俵谷宗達に関する研究は今も進められると聞きます。しかし、このまま謎のままの方がいいのでは・・・と思ってしまいます。
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