美しき愚かものたちのタブロー

美しき愚かものたちのタブロー_表紙 感想・あらすじ・解説

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あらすじ

実業家・松方幸次郎の日本に美術館を創るために生涯をかけた物語です。時代は第二次世界大戦中、場所はフランスそして敗戦を経験した日本がほんとに復興に必要なものは何なのかを不屈の信念で愚か者たちが夢を実現させていきます。

感想

タブローに魅せられた男たちの信念に心揺さぶられました、なかでも松方幸次郎の思いとタブローを守り続けた日置釭三郎とジェルメンヌの物語は心に残りました。2人が好きだったゴッホの「アルルの寝室」がフランス当局から寄贈返還を許されなかったことは残念ですが、2人の眠るフランスに残して今も2人ひなびた田舎アボンダンの部屋でゴッホの「アルルの寝室」を見ているかもしれないと思うとそれで良かったのかもと思えてきます。

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