
あらすじ
女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れるところから物語は始まります。何が起こっているのかも分からず異世界へと連れ去られ、また連れてきたケイキという男ともはぐれてしまう。出会うものに裏切られ、様々な獣に襲われながら、この異世界に連れてこられた意味、戦い続ける意味を考えます。旅の途中で楽俊という半獣に出会います。楽俊は敵なのか味方なのか・・・そして、陽子が異世界に連れてこられた本当の意味、また陽子はもとの世界に戻れるのか・・・
登場人物
景麒・・・・・慶国の麒麟。
中嶋陽子・・・日本の高校生。
延王 尚隆・・・雁国の王。
延麒 六太・・・雁国の麒麟。
楽俊・・・・・巧国の民。
語句(キーワード)
十二国
・慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣
・四大、四州、四極で十二国
四大国:慶東国(けいとうこく)、奏南国(そうなんこく)、範西国(はんせいこく)、柳北国(りゅうほくこく)
四州国:雁州国(えんしゅうこく)、恭州国(きょうしゅうこく)、才州国(さいしゅうこく)、功州国(こうしゅうこく)
四極国:載極国(たいきょくこく)、舜極国(しゅんきょくこく)、芳極国(ほうきょくこく)、漣極国(れんきょくこく)
感想
物語の壮大さに圧倒されました。義とは何なのか、生きるということはどういうことなのか正しいこと、人のためとは、人を信じるとは文化とは、差別とは、国を治めるとは・・・・・・様々なことに考えさせてくれる物語でした。陽子がどんどんたくましく成長していく様子を見ているとこちらまで元気づけられました。こんな面白い物語が18年間から存在したなんて・・・これからあと8つの物語があるなんて嬉しくなります。
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