
あらすじ
高校生最後のイベント北高伝統行事「歩行祭」。西脇融は高校生最後の「歩行祭」は、3年間苦楽を共にしたテニス部の仲間ではなく、親友の戸田忍と一緒にあることを決める。融にとって3年間悩んできたのは、同級生の甲田貴子の存在だった。甲田貴子は、死んだ父の浮気相手の女性の間に生まれた異母兄妹だったからだ。融は貴子を責めても仕方ないことは分かっている。でも・・・一方貴子も自身が融にとって望まれた存在でないことに気がついている。でも・・・「歩行祭」という1つの時間を共有するなかで進んでいくそれぞれの交錯する思い。とても爽やかで気持ちいい青春小説です。
感想
とても爽やかで心地良い読後感。 自分が同じ高校生の頃、こんなに深く物事を考えてなったな~なんて思います。でも少し違うけど融君と同じように早く大人になりたくて早く家をでて一人で生きていきたいと急いで、今すべきことをないがしろにしていたのを思い出しました。タイミングって重要だと思います。特に若い頃はそれが分からないのですが・・・ たくさんの人に読んでいただきたいのですが、特に若い人に読んで欲しいな~って思います。
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映画

2006年9月30日公開
出演:多部未華子, 石田卓也, 郭智博, 西原亜希, 貫地谷しほり
fullhonライブラリー
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