
あらすじ
主人公は五十歳の男、青砥健将。都内で妻子と暮らしていたが六年前に父親を亡くし、一人残された母の近くで暮らそうと地元の埼玉に中古マンションを購入。その後妻子と別れ、三年前には卒中で倒れた母親の面倒を見ていた。ある日検診に訪れた病院の売店で元同級生の須藤と再開するとこから物語は展開していく。青砥も須藤にも老いた家族や過去があり、心の隙間を互いに埋めつつ、思いを寄せていきます。
登場人物
青砥健将・・・五十歳。妻子と別れ、三年前には卒中で倒れた母親の面倒を見ている。
須藤葉子・・・青砥の同級生。病院の売店で働いている。
ウミちゃん・・須藤と同じ病院の売店で働いている。
安西・・・・・青砥の元・同級生で同僚。
ヤッソさん・・年配の同僚。
みっちゃん・・須藤の妹。
感想
心の隙間を埋めてくれる存在の大切さ、素晴らしさにぐっときました。お互いを想うがゆえに取ってしまう行動がとてももどかしく、切なく、美しいと思える大人の恋愛いや純愛小説です。たくさんの方に読んでいただきたいです。
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