
あらすじ
箱根駅伝は前年大会でシード権を獲得した大学10校と予選会を通過した大学10校の計20校と関東学生連合チームを1チームを加えた21チームで争われる。この物語は、その関東学生連合チームの話です。出場を逃した大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム。選手たちはいったい何のために走り、何のために襷をつなぐのか。とても爽やかな青春スポーツ小説です。
登場人物・登場大学
学連選抜チーム
毎年10月に行われる箱根駅伝予選会で出場権を得られなかった大学の中から、予選会で個人成績が優秀な選手が選抜されて構成される。選出選手は本大会出場回数を2回を超えないことが要件となっている。また、監督は通常、箱根駅伝予選会で落選した大学のうち最上位の大学の監督が務める。
城南大学
前年の本戦でアンカーを務めた浦が失速し最下位になり、今年のシード権を失い、今年は予選会からの出場となった。
中央大学
10数年前には6連覇という空前絶後の記録を持つ名門。
東京体育大学
前年は、チームは12位に沈み、今年のシード権を失い、今年は予選会からの出場となった。
港学院大学
野球の名門で、陸上も短距離と投てき競技は強いが、長距離は弱い。
東都大学
ここ数年、駅伝に力を入れており、陸上部は強化指定部に選ばれ、施設も充実している。
その他
感想
毎年箱根駅伝は見ていましたが、今後見方が変わると思います。と言うかもっと早くこの本に出会って、箱根駅伝を見たかったと思います。 各大学が優勝という目標に向かって頑張ったり、伝統や出場できない仲間の為にも頑張っている事は容易に想像できたけど、そんな薄っぺらい事ではなかったです。 人の為に頑張ることが出来る事って素晴らしい。
他の投稿記事をご覧になりたい方は下記の「トップページ(fullhon棚)へ」ボタンを押すか、その下のタグボタンで関連投稿記事をお探しください。