82年生まれ、キム・ジヨン

感想・あらすじ・解説

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あらすじ

ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。キム・ジヨンの誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を振り返る中で、女性が人生の中で受けてきた悲しみが浮かびあがってきます。

読む前に

本書は、「二〇一五年秋」「一九八二年~一九九四年」「一九九五年~二〇〇〇年」「二〇〇一年~二〇一一年」「二〇一六年」とまず2015年秋にキム・ジヨン33歳に起こった出来事をもとに夫のデヒョン氏ふが精神科に相談するところから始まります。1982年からはキム・ジヨンの人生の振り返りです。小説でありながらノンフィクション的な流れで物語が進みます。物語の後に、「原注」「著者あとがき」「日本の読者の皆さんへ」「解説 伊東順子」「訳者あとがき」とあります。この部分すべてを読むことでさらに物語がすぅーと落ちてくる気がします。本書をきっかけに、様々な分野の著名人がメディア・SNS等でコメントしています。読了後に様々な人の意見に触れてみるのも良いのではないでしょうか。

登場人物

82年生まれ、キム・ジヨン _登場人物

感想

国は違っても、同じ様なことは日本でもまた世界中でもあった、いや今でもあることです。女性だからという理由で受けてきた悲しみをまだまだ男性は理解しきれていないように思いました。この本を読まれた女性の方には、少しでも救いになればと思います。また、これがきっかけでもっと女性が生きやすい世の中になればと願います。

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