
あらすじ
俳優志望の柴田彰は映画オーディションを受けるが全く相手にされずそのまま人手不足だった日独合作映画「新しき土」の特殊撮影助手の仕事にありつく。時代は1941年、ついに太平洋戦争に突入。軍部の要請から戦意高揚をねらった映画「ハワイ・マレー海戦」が製作されることになり彰も特殊撮影で参加。この作品がベルリンに運ばれ、丁度イギリスの権威を失墜させる為に映画「タイタニック」を製作したが、どうしてもクライマックスの沈没シーンが上手く撮影できないことを悩んでいたゲッベルスが目をつけ、彰がドイツに招聘されることになる。
時代に翻弄される様々な登場人物。中でも彰の正義感と妻や子のことを思う気持ちに心揺さぶられます。
登場人物
時代背景(年表)
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ベルリンは晴れているか
時代は同じく二次世界大戦後の1945年のベルリンの話です。やはりここにも同じく時代に放浪された少女の物語がありました。是非!(→あらすじ・感想の投稿サイトに飛びます。)
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