
あらすじ
時は1590年、豊臣秀吉が関東を平定しようとしている際、豊臣方総大将石田三成、大谷吉継、長束正家、真田昌幸といったそうそうたる武将を相手に約500人の侍や足軽のほか、雑兵、農民、町人など3,000人が立てこもった忍城の話です。その忍城の城主が成田長親。領民からは「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。武勇に優れているわけでもない智があるわけでもない。しかし、なぜか慕われていました。
登場人物
感想
面白くてイッキに読んでしまいました。 「武ある者が武なき者を足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ。」はとても印象深い言葉でした。また、最後の開城のシーン長親の「当主成田氏長が命にて・・・・この上まだ戦がし足りぬと申すなら、存分にお相手致すゆえ、直ちに陣に戻られ、軍勢を差し向けられよ」はかっこ良かったです。
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